今年、弟が結婚しました。

年が10歳以上もはなれている姉弟なので、子供のころから溺愛してきた大事な弟です。

しかし、結婚相手は弟が大学時代から6年間付き合ってきた彼女で、感じの良い女の子だということはわかっていました。

しかし実際に、結婚すると報告を受けたときには、なんとなく寂しい気持ちになりました。

大事な息子を彼女にとられてしまうと嘆く母親の心理が少しわかるような気がしました。
しかし、そんなことを弟に言えば、呆れられることがわかっていたので、一緒に喜んでいました。

弟はしっかりと1年くらいの時間をかけて、結婚式の準備を行っていました。

しかし、大事な選択の時にこちらの家と相手方の家の結婚式に対する考え方の違いが大きいことが、どんどんわかってきました。

決まったと思ったことが、どちらかの反対で白紙に戻るということが、
何度もあり、弟は、消耗しながらも、仕事の合間に一生懸命に結婚準備の調整を続けていました。

その姿は、わがままだった弟の成長を見るようで、嬉しくもあり、寂しくもありました。

懸命に彼女の希望を叶えようとしているというのが見ててほほえましくおもいました。

結婚式の日の弟は、彼女の横で、彼女を引きたてる良き新郎を演じていて、
彼女の家族と一緒に余興をしている姿は、我が家の弟だけではなくなったんだな、と少し悲しくなりました。

それが、弟が立派に成長しているという証だということを実感した結婚式でした。