時々、自分の結婚式の写真を見ることがありますが、披露宴の後半の写真は見たくない悲しいものです。

なぜかというと、感動しすぎて、涙涙の連続だったこともあり、
後半は、付けまつげがはがれてきている無残な自分の顔が写っているからです。

友人の結婚式に何度か列席して、あまり涙を拭くと化粧が崩れることはわかっていたので、
自分ではその点は一番気にしていたことでした。

今までの自分のタイプから分析して、人前であまり泣くことも考えられないことだったので、

大丈夫だろう、とたかをくくっていたのがいけなかったと、後から反省しました。

もしもの時の対策をまったく考えずに、結婚式当日を迎えてしまったのでした。

結婚式では、自分でも予想外に感動して、嬉しくて、涙がどんどん出てきました。
普段から泣きなれている人なら、大丈夫だったのかもしれませんが、

自分が泣いているという事実に動揺して、ついつい涙をぬぐってしまいました。

それが何度も重なって、途中で付けまつげがひらひらと視界に入ってくるようになり、
夫に見てもらったら、思い切って取ってしまったほうがいいのではないか、という話になり、

外れてきた方の付けまつげだけを外しているという不恰好な写真も何枚かあり、
本当に、この写真を見るたびに、感動した結婚式の思い出よりも、悲しい気持ちになります。

やはり、思い出は、美しく残したかった、というのが今の気持ちです。
できることなら、もう一度あの日に帰りたいです。